「人は見た目が9割」というインパクトのある見出しの本が出版されました。
ビジネスや恋愛等、見た目は人の印象を決定付ける重要な要素の1つです。
その中でも、特に印象を左右するのが髪の毛です。
誰しもが「ハゲは嫌だ・・・」、そう思って生きています。
ハゲ対策を早くやるにこした事はありません。
この記事ではハゲのデメリット及びその原因と対策について解説します。
ハゲのデメリット
①出来る髪型の幅が狭まる
当然ですが、髪が少ないと出来る髪型のアレンジが狭まります。
人は前髪の有無だけでも大きく印象が変わります。
ハゲを隠すために前髪を下ろす、もしくはスキンヘッド等の限られた髪型になりがちです。
②自分に自信が持てなくなる
鏡でハゲている自分を見る度、自己肯定感が下がり、
自分に自信が持てなくなっていきます。
時には堂々と自信を持って振る舞わなくてはならない時が必ずあります。
「ハゲているし・・・」と自分を卑下するネガティブな感情は人を遠ざけます。
③女性からの好感度が下がる
世の中には残酷にも”ハゲは無理”という女性が一定数存在します。
見た目が全てではありませんが、そこで足切りされてしまっては、
恋愛の土俵に登る事も出来なくなってしまいます。
ハゲの原因とは?
原因①ホルモン
男性の原動力であるテストステロン(男性ホルモン)と5αリダクターゼという酵素が体内で結合する事で、ジヒドロテストステロン(DHT)というより強力なホルモンに変換されます。
そのDHTの働きにより、頭髪の脱毛や体毛増、ニキビ発生等の悪影響を影響を及ぼす事につながります。
DHTによる影響を受けやすさ(感受性)や5αリダクターゼの動きが活発になるか(活性度)は遺伝によって決まります。これが”ハゲは遺伝”と言われる理由です。
原因②乱れた生活習慣
髪は日々の食事と睡眠中に分泌される成長ホルモンで作られるため、
栄養バランスの悪い食事や睡眠不足が続くと、髪の成長に必要な栄養や酸素が不足します。
また「タバコは健康に悪い」というイメージの方は多いと思いますが、実はDHT量は喫煙を行う事で増加する事がわかっています。
(喫煙者と非喫煙者ではDHT量に14%もの差がある事が報告されています)
更には喫煙により血管が収縮し、栄養が頭皮に行き渡り辛くなりますので、
髪の毛にとって喫煙は最悪の行為となります。
原因③ストレス
過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、それによって血管が収縮するため、髪の毛に栄養を運んでいる毛乳頭や毛母細胞の機能低下につながります。
ホルモンによる脱毛とは違い、円形脱毛症や脂漏性脱毛症といった脱毛症を引き起こす可能性もあります。
ハゲ対策3選
①病院での治療
男性脱毛症(AGA)は病院で治療が可能です。
以下の成分が脱毛に対して効果があると認められています。
・プロペシア 薄毛症状が悪化するのを抑えるための薬
・ミノキシジル 薄毛部分の毛髪量を増やす薬
大体病院でかかるコストは15,000〜30,000円/月くらいが相場になります。
個人輸入で海外のジェネリック品を安く買うという方法もありますが、誰も保証しないかつ、容量用法など素人判断になりますので、お勧めしません。
②生活習慣の見直し
高カロリーな食事(特に高脂質)は避け、髪の材料になるタンパク質は積極的に取る必要があります。
また睡眠時間は7時間以上確保しましょう。
起床後は朝日を浴びて体内時計をリセットし、寝る1時間前以内はスマートフォン等のバックライトの付いた電子機器に触れ無いようにしましょう。
あと、髪の事を考えるのであれば禁煙は必ず必要です。
③自分に合ったストレス解消方を見つける
自分自身がリラックス出来る、もしくは楽しいと思える事を見つけてストレスを解消する様にしましょう。
ストレスは髪のみならず、心や体全体に悪影響を与えます。
今一度、自分が今までの人生で楽しいと思えた瞬間はどんな時だったか振り返りを行う事をお勧めします。
仕事が辛ければ転職を検討することも選択肢のひとつです。
まとめ
ハゲ対策は早いにこした事はありません。
進行具合は毎日自分の鏡を見ていると分かり辛いため、気になり始めたら生え際をスマートフォンで撮影し、記録として残しておくのがお勧めです。
髪の毛を増やし、自信を持って生きていきましょう!