M字ハゲの特徴って？判断基準・日常での予防法や改善方法を解説

「以前より額が広くなった気がする」
「正面から見るとM字になっている」
「そりこみ部分のボリュームが無くなってきた」

自分も同じ状態になっていると、ドキッとした方も多いのではないでしょうか。
加齢とともに増えてくるのが、毛髪の悩み。

今回は、「M字ハゲかもしれない」とお悩みの方向けに解説していきます。

M字ハゲの判断基準は？症状と特徴

M字ハゲであると断定する明確な定義はないようですが、

特徴的な症状として、
「左右の剃りこみ部分が薄毛になっている。」
「前から見たときに額がMに見える。」
というものが挙げられます。

このような状態になっているのであれば、M字ハゲが進行中、あるいは予備軍と言えるでしょう。

ここで、自身が進行しているのかどうかを判断する簡単な方法をご紹介します。

まず眉毛を最も上に持ち上げ、額にシワを作ります。

一番上にできたシワから一番深い生え際との間に指をおいてください。
指が2〜3本以内なら正常範囲ですが、それ以上だとM字ハゲが進行していると考えられます。

またAGAクリニックなどでも使われている「ハミルトン・ノーウッド分類」を用いて、自分がどの程度進行しているのか確認も可能です。

左右剃りこみ部分の後退が進み、真ん中を残して前から見たらちょうど額がM字型になっていきます。
中には薄毛を隠そうと前髪を伸ばす方もいますが、逆に老けて見られることも増えてしまい逆効果です。

主にAGA（男性型脱毛症）がM字ハゲになる原因と考えられますが、それ以外では生活習慣で進行することもあります。

薄毛の進行具合を測る指標である「ハミルトン・ノーウッド分類」を用いて、1から7までのどのレベルにあるのか自身の状態を確認してみましょう。

進行具合によって適用すべき処置が変わってきますが、薄毛の原因とされるAGAへの研究が進んできたことで、症状を改善させることはできるようになっています。

処置が早ければ早いほど、改善の可能性は高まります。

進行している状態への対策や改善として、薄毛治療を受けることが最善です。
専門のクリニックを受診し、自身の状態を把握しましょう。
治療方法は、内服薬と外服薬での治療です。

内服薬は、テストステロンがジヒドロテストステロンに転換されることを抑制する「フィナステリド」、発毛を促進させる効果が見込める「ミノキシジル」を内服することが主となります。

外服薬では、ミノキシジル配合のものを直接頭皮に塗り込みます。市販でも配合されている製品が販売されていますが、医薬品ですので医師の指示に従っての使用をおすすめします。

頭皮の状態が健全であっても、予防対策をしておいて損はありません。