今でこそ個別銘柄や日経先物取引でそこそこのトレードをしていますが、かつては失敗の連続でした。
先に行っておくと、本当にバカな取引です(笑)
その失敗を経ての今がある。
恥ずかしいですが、赤裸々に話します(笑)
これから株を始める人も絶賛株式トレード中の方も、ぜひ僕の失敗から学べるものがあればぜひ参考に!
しくじりの始まりは現物株取引の成功
「株って怖い」
投資を指定ない人に「俺、株やってるんだよね―」なんていうと、結構な確率でこんな返事がやってきます。
そんなことを言われても、特段何も感じていませんでした。
というのも、現物しかやっていなかったので、正直怖くない(上場廃止とかで限りなく0円に近づかない限り、マイナスになることはない)感じでした。
しかも、株で勝っていた。
当時はバイオセクターの株やゲーセク関連の株で結構な儲けになっていました。
勉強したことといえば、最低限のチャートの見方や株式トレードにおける用語の意味など。
正直、天才かと思いました。
稼ぎたい…利益を求め、信用取引口座開設
自らを天才を考えた自分。
「もっと稼ぎたい」という想い…人間ってどうしてこんなに貪欲なんでしょうね。
現物株、しかも当時の自分の資金では買える銘柄や量などに制限があり、そしてその分利益も見える状態でした。
となると思ったのは「信用口座を作ろう」
当時、SBI証券しか口座を持っていなかったので、SBI証券で信用口座を開設。
手数料込みで本当にお得なんですよね。
審査も無事に通り、さっそく信用取引開始!
とはいえ、レバレッジをかける怖さというのはわかっていたので、勉強がてらまずは微益微損でスキャ・デイトレードの繰り返し。
収支は、爆益ではないけれどもちょっとしたお小遣いは日々稼いでいました。
こうなってくると、だんだん調子に乗ってくるんですよね…(笑)
信用全力!現物×信用で最大利益を目指す
ここまできたら、男の一世一代の大勝負!
現物で某銘柄を資金いっぱい購入し、そして代用有価証券として使用可能な分も使用し信用枠でその銘柄を大量購入!
こちらも資金いっぱいまで購入しました。
信用2階建ての完成
信用全力で買った時はめちゃくちゃ心臓が破裂しそうになるくらい緊張しましたが、ぐんぐん上がっていた銘柄だったので瞬く間に含み益!
めっちゃ興奮していたの覚えています(笑)
もう最初の緊張なんてどこ吹く風。
最大で150万円くらい含み益がいきましたね。
しくじり、崩壊は突然に。
一喜一憂というか、含み益をみて完全に有頂天になっていました。
しかし、崩壊は突然に。
季節は5月…セルインメイ。
いきなりの暴落が始まりました。
信用全力保有銘柄も例に漏れず下落。
150万円の含み益も、一瞬で2桁万円前半に。
ここで、利確をしておけばよかったのですが「この下落要因は外部環境によるものだ、いつか戻る」と、なぜ余裕平然としていました。
しかし、世間はそんなに甘くなく、翌日には速攻でマイナスに。
それでもなお「いつかあがる」と信じて、含み損になっても仁王立ちのごとく動じませんでした。
結末はあっけないものです。
更に下落の止まらない持ち株…下落の始まりの数日後『追証』のアラートが。
100万円弱の追証でしたでしょうか。
もう、絶望でしたね。
利確をしなかったばっかりに、「きっと大丈夫」という根拠なき自信で…しかも信用全力というハイリスクを背負っているのに、まったく対応策を練っていなかったんですから。
欲を出さずに、少しの利益でも利確していたら…と今でも思います。
追証が起こった自分はというと、人生初のキャッシング。
正直、クレジットカードやカードローンなど、自分の属性がいかに社会的に信頼されているかを実感し、そして感謝しました。
それ以来、トレードは一旦中止。
+150万 → =100万という、信用全力のせいで、一気に希望から絶望へと堕ちた失敗談。
みなさんは
- 信用全力はリスク管理をしっかりと
- 欲を出さずに離隔
- 最悪を想定してキャッシングやカードローンの準備
を改めて心に誓ってくださいね!
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