M字ハゲが進行してきた方には、
・薄くなってきて髪型が決まらない
・老けて見られるので自然に隠したい
・M字ハゲでもかっこいい髪型にしたい
と悩んでしまいますよね。
今回は、M字ハゲでもカッコよくきまる髪型についてご紹介します。
M字ハゲとは?
M字ハゲの明確な定義はありませんが、左右の剃りこみ部分の薄毛が進行し、前からみると額がMの形になっていることを指します。
実は年齢に関係なく症状があらわれるため、若年層でもM字ハゲになるリスクはあります。
M字ハゲの原因は?AGA・生活習慣・ストレス・遺伝を解説
原因として、AGA、生活習慣、ストレス、遺伝が挙げられます。
AGA
まず、AGAとは男性型脱毛症のことで、薄毛における最も多くの原因となっています。
体内にある男性ホルモン「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結合し、「DHT(ジヒドロテストステロン」という成分が作られます。
ジヒドロテストステロン自体は身体に必要なものでもありますが、毛髪の成長サイクルを乱す働きをしてしまい、薄毛が促進されます。
現在はAGA専門のクリニックも多くあり、そこで薬も処方してもらえます。
ジヒドロテストステロンを抑制するフィナステリド、発毛を促進するミノキシジル、が主な内服薬です。
医薬品となりますので、医師の処方を受けて使用することをおすすめします。
生活習慣
睡眠不足や、栄養バランスの悪い食生活が続くことも薄毛の原因となります。
毛髪はタンパク質を中心とした栄養素で作られており、タンパク質の吸収を効率よく行うためにビタミンや亜鉛もバランスよく摂取する必要があります。
そして摂取した栄養素を身体に巡らせるためには血液が重要となってきますが、睡眠不足が続くと血流が悪くなり、栄養の摂取が効率的に行えなくなってしまいます。
ストレス
過度なストレスも毛髪にとっては大敵。
ストレスで自律神経が乱れ、血流が悪くなり、栄養素が頭皮まで届かなくなってしまうからです。
仮に食生活を改善したとしても、ストレス過多な生活を送っていると頭皮環境を整えることができなくなるので、適度な運動をするなど発散する方法を見つけることが大切です。
遺伝
家族に薄毛の方がいる場合、遺伝する可能性は非常に高いです。
先ほど挙げたAGAも体質の問題が大きく、遺伝が原因になっていると考えられています。
とくに母方の遺伝が強く影響すると言われており、母方の祖父が薄毛の場合、高確率で遺伝します。
男性の場合、母親からx染色体、父親からy染色を受け継ぐのですが、薄毛にはx染色体がとくに強い影響を及ぼすと考えられ、母方からの遺伝が強く影響すると言われる所以です。
M字ハゲを自然に隠す方法とポイント
症状が進行してしまうと、隠すために髪の毛を伸ばす人がいますが、実は逆効果です。
中途半端に伸ばすことで、清潔感がないように見えてしまったり、見た目以上に老けて見られてしまいます。
無理に隠そうすると、かえって全体のバランスが悪くなってしまいますので、自然に見えるヘアスタイルを心がけましょう。
M字ハゲでも髪型をかっこよく決めるための方法やポイントは?
最もおすすめなのは、ずばりショートヘアです。
トップ部分が残っている場合はボリュームをもたせ、サイドは短くしましょう。
そうすると全体的にバランスがよくなります。
もともと細い毛、あるいは毛がやわらかい方はパーマをトップ部分に軽くあててボリュームをだす方法もあります。
薄毛の進行状況や、髪質には個人差がありますので、細かな部分に関しては美容師さんに相談することが大切です。
具体的なヘアスタイルについて、下記で紹介していきます。
M字ハゲの人におすすめの髪型
ソフトモヒカン風
サイドを短くし、トップにボリュームをもたせることで、他人の視線を額から上へ反らせることも可能となります。
全体的に短くなりますので、自然とハゲの部分も目立たなくなります。>
ツーブロック
最近ではサラリーマンであってもサイドを刈り上げるツーブロックの髪型は人気ですし、清潔感もあるかっこいい髪型のひとつです。
サイドは短く刈りますが、あまり上までいかず少し残して、その部分をセットで前に持っていくようにすれば自然とボリュームもでるので、おすすめです。
おしゃれボウズ
全体のボリュームにも影響しますが、あえて隠さずに思い切って全体を短くしましょう。
また、頭皮へのダメージもありますが、カラーを入れてみるのもひとつの手段です。
いずれにしても、不自然に隠そうとせず、短くしてバランス良く清潔感を保つために、こまめなカットを行いましょう。
自信をもって堂々としているほうが、髪型もかっこよくきまります。
M字ハゲの人がすべき毎日のヘアケアポイント
早寝早起きなどの規則正しい生活を心がけ、ストレスを感じたら運動をしたり、髪の元であるタンパク質、ビタミン、ミネラル、亜鉛などをバランスよく摂取しましょう。
そして頭皮環境を清潔に保つためには、日頃のシャンプーが大切です。指の腹で「頭皮をもむ」ように優しく洗い、洗い残しがないように丁寧にすすいでください。
洗髪後は自然乾燥をさせるのではなく、ドライヤーを使いましょう。生乾きのまま放置をすると菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、頭皮をマッサージすることも有効なケアのひとつです。薄毛が進行していると血流が悪くなり、頭皮が固くなります。
マッサージを行うときも爪を立てずに、やさしく気持ちよさを感じる程度の強さにしましょう。
普段の生活の中でも少し意識をするだけで行えるケアはあります。まずはできることからやっていきましょう。