どうして自分は汗臭いのに、あの人は爽やかな印象なんだろう…
運動をやっていた自分は常々思っていました。できる男なほど『なぜか暑い夏でも爽やか』で、正直嫉妬に近い気持ちも。
『男は汗をかく生き物!』なんて開き直ろうとしまいましたが、そんな事は言っていられません…汗やさまざまな要因が原因となる臭いは、今や「スメハラ」なんて言葉があるほど、対処しなければならない問題です。
今回は、そんな悩みをもっていた汗をかきやすい体質である私がおすすめする、現在やっているケアや使用している対策グッズを紹介します!
- 自分の臭いを自覚(もしくは匂いをしているのではないかと気にしている)している
- 実際に臭いと指摘されてしまった
- 汗を書きやすい
など、体臭についてお悩みの方や人とかかわることが多い人(気になるであろう体臭の発生原因やケアの方法を知りたい人)の助けとなれれば嬉しいです!
体臭が発生する原因
「そもそも、体臭はどうして発生するのだろう?」
対策をするにはまずは原因解明!ということで調べてみましたところ、体臭の多くは「汗」「皮脂」「皮膚にいる細菌」の3つが主な原因で発生するとのこと。
分泌直後の汗や皮脂は臭いは発しないようですが、汗・皮脂・細菌の影響で、体臭の原因となる物質が発生…。
例えば汗をかいたまま過ごしたり、入浴の際に皮脂を洗い残してしまっているとそれが体臭の原因となってしまいます。
体臭の種類
汗や皮脂にも種類があり、部位によって分泌されやすい汗、脂があるため匂いの質が変わってきます。
人の鼻に届きやすい上半身の匂いは、後頭部から首の後ろにかけて発生する「ミドル脂臭」、ワキから発する「ワキ臭」、胴体の特に体幹部、背中から発生する「加齢臭」、という3種類に分けることができます。
この3つの体臭は年齢によって強い匂いが変わっていくので、ケアをする際に自分はどの匂いが強いのかを知っておくことで重点的にケアができます。
~30代までの特徴
30代半ばまでは新陳代謝がの良さからよく汗をかくため、ワキ臭が強くなります。
脇下から分泌される汗にはタンパク質、脂質、脂肪酸、コレステロール類などが多く含まれており、これらを細菌が分解しほかの部位よりも強い匂いを発しやすくなります。
新陳代謝の低下と共に匂いが減少していくため、40代を迎える頃には他の匂いより目立たなくなる傾向にあります。
この匂いは人によってまちまちで、お酢やスパイスに近い匂いが多いそう。
30代~50代の特徴
30代半ばから、50歳辺りまでは使い古した脂の匂いと表現される「ミドル脂臭」が強くなります。
これは汗に含まれる乳酸を頭皮の菌が分解することで発生する物質が原因です。代謝が落ちることで乳酸が体内に溜まりやすくなり、頭部の汗腺から分泌される汗にも多く含まれてしまうようになるのでこの年代から目立ってくるんですね。
このミドル脂臭は女性が特に不快に思い、ごく少量でも匂いを感じやすい成分が原因なので最もケアが重要と言えるでしょう。入浴の際の頭皮や首回りの洗い方が甘いと匂いが発生しやすいです。
50代~の特徴
からは名前を聞く機会がもっとも多いであろう「加齢臭」が目立ってきます。
最近までは不快な匂いのミドル脂臭もまとめて加齢臭だと考えられていたのですが、実際の加齢臭は胴回りから発生する枯草のような匂いを指します。40代頃から発生しはじめ50代に入る頃から強くなってくるのが特徴です。
40代の方はこの3種類全てと付き合わなくてはいけないのでさあ大変。
さらに人は同じ匂いを嗅ぎ続けているとその匂いに慣れてしまい、意外と自分の体臭には気付けないものです。
匂っているからケア、ではなく匂っているかもしれないからケア、の意識でいきましょう。
他にもあまり人が嗅ぐ機会は多くない足のにおいである「足臭」、疲労やストレス、暴飲暴食が原因で発生する「疲労臭」などがあります。
疲労臭は馴染みのない方も多いかもしれません。これは肝臓の働きが悪くなることで、本来肝臓で分解されるはずのアンモニアが血液に乗って全身にめぐり、汗と共に排出されることで発生します。
トイレの近くでもないのにふとツーンとした匂いを感じた経験があるとしたら要注意です。
体臭のケア方法とおすすめグッズ!
最近ではスメルハラスメント(スメハラ)などといい、体臭、口臭など自分の発する匂いになんのケアもせず周囲に不快な思いをさせることが問題視されています。
香りの強い香水などでも不快に感じる方もいますし、強い体臭であれば余計に問題ですね。
ではどのようにケアをしていけばよいのでしょうか。
「汗」「皮脂」が主な原因であるワキ臭、ミドル脂臭、加齢臭については「汗をかいたらなるべく早めに拭き取る」「お風呂で皮脂をしっかりと落とす」の二点が重要です。
汗対策
汗は入浴して流すのが理想ですが、仕事中や学校にいる中、そうもいかないことがほとんどでしょう。
なので汗をかく前に制汗剤を使う、かいたら出来るだけ早めに拭き取る、というのが大事になってきます。
汗を拭き取る際は菌の繁殖を抑えるデオドラント効果をもつ汗ふきシート(制汗ボディシート/フェイシャルシート)などがおすすめ!
脇、首回り、胴回りを重点的に拭くのが大事です。
EC限定品ならお得に購入もできるので、夏には重宝します!
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また、敏感な顔周辺は、専用の汗ふきシート(フェイシャルシート)で!
皮脂対策
皮脂はお風呂でしっかり洗い落とすのが効果的です。
特に、強い匂いのミドル脂臭の発生源となる頭部、首回り、汗の分泌量の多い脇、背中をしっかりと洗うのが重要。
腋毛の多い方は通風性をよくするために短くカットするのも効果的。
頭部はマッサージするように丁寧に時間をかけて二度洗いするのが理想です。面倒だから一度で済ませたいという場合でも時間をかけて丁寧に洗いましょう。
ミドル脂臭を強く意識してケアをする場合は、ミドル脂臭対策用のシャンプーや、皮脂を洗い落とす力の強いシャンプーを使うのがおすすめです。
足臭も出来るだけ足をしっかりと洗うことで匂いを持ち越すことは避けることが出来ます。
また、皮脂は外出前にシャワーで流すだけでも1/3程度まで減少するそうなので、余裕のある時はさっとシャワーを浴びてから出かけるのがおすすめです。
疲労臭対策
肝臓の働きが悪くなることで発生する疲労臭は、原因である肝臓の働きを正常に保つことを意識することで解消が図れます。
暴飲暴食を控える、適度な有酸素運動を行うなどですね。
疲労臭の発生は生活習慣病の予兆であるとも言われているので、発し始めたら匂いのケアだけでなく体調や生活習慣にも目を向けた方がいいでしょう。
これ以外にも病気由来の体臭というのもありますので、あまり気になるようでしたら病院にかかることをおすすめします。
おわりに
匂いや汗のケアは手間がかかりますが、清潔感がでること間違いなし!
さっぱりとした気分で日々を過ごせるようになると思います。
いきなり全部ではなく、シートで汗を拭くなどの簡単なところから始めてみてはいかがでしょうか?
ちょっとしたケアで素敵な日々を!