2016年頃から右肩上がりを続けていた日経平均株価。
もちろん、個別株では様々な動きがありましたが、全体的には買っておけば株価が上がり資産が増えていく相場でした。
しかし、2018年12月…景気減退の思惑から世界的な株価急落、そして日経平均株価もダメージを受けています。
もしかしたら一時的なものでもしかしたら、一段落して上がっていくかもしれません……しかし、このまま下落の可能性も。
アゲアゲ相場ではなく、リセッション・下落トレンドに入ったときでも、株で儲けることはできるのか?
そんな中でも利益を上げられます。
下落トレンドでの、実践しているトレード方法とポイントを解説します。
買い方の場合(1):追証売りを待つ
さて、株は「購入しかしない」という方も多いのではないでしょうか。
その場合、まずは何も手を出さないこと。
株価の下落はいつかは止まりますが、急落後止まったと見せかけて、まだ下落が続くことが想定されます。
それは『追証売り』
下落によって追証は発生し、それを切るために信用整理を行われることが多々あります。
「ここは底だろう。今買えばいける!」なんて思って株を掴んだ途端、さらに下落ということも。
まずは、下落→追証売りまでをしっかりと待って、見極めます。
買い方の場合(2):好業績株・成長株を買う
同時株安が起こり、手持ちの整理が落ち着いてくると「不当に安くなりすぎている株」なんていうものが出てきます。
- 好業績なのに、一連の株安に巻き込まれた株
- 高成長(バブルのように成長しすぎていたのはNG)なのに、一気に安くなった株
これらを探します。
安値で仕込めるうちに仕込んでおき、成長性や有望性に市場が、個人投資家が気づき始めると徐々に動きを戻していくことがあります。
中期前後での買い方目線ですと、大暴落→下落トレンドはチャンスにも変わります。
空売り
先程の買い方目線とは真逆で、下落トレンドにのる形です。
何を買っても株価が上がっていく状態の間逆なので、株数も多い(板がうすすぎると下落中でも何らかのきっかけで特買いになることを何度も見たことが… )銘柄で、下落トレンドに乗っかっている銘柄に空売りで利益を上げていきます。
体感的に上昇時より、下落時の方が勢いがすごいです。
(暴落時のパニックの売り圧力は本当にすごい)
うまく空売りトレンドでの空売りを行えば、かなり利益を得ることが見込めます。
指数系
- 日経レバETF(1570)
- 日経ダブルインバース(1357)
のように、何らかの指数と連動するものもおすすめです。
例えば、下落局面は「日経レバETFで空売り」or「日経ダブルインバースで順張り」なんていうこともできますし、下落局面から上昇局面になっても安定的に利益を上げることができます。
個別株のような材料が出て、ストップ高連発というようなことはありませんが、安定的な資産運用を株で目指す場合は念頭に置いておくと良いです。
さいごに
暴落時に大事なのは、自分のスタンスを見極めること。
買い方目線の場合は、急いで買うのは厳禁。
パニックな市場の状況をしっかりと見極めて、底値で仕入れましょう。
売り方目線の場合は、そのトレンドに乗って利益をのせましょう。
1番注意したいのは、暴落かと思っていたら一気に買い上げられてしまうこと。
投資は自己責任。
その中で、無理をしない程度に資産を上手に運用していきましょう。