日本テレビの人気番組『月曜から夜ふかし』
個性的な方々が出演しその特徴的な様子で話題になりますが、その中でも株式投資で優待生活をする桐谷広人さん(通称:きりたにさん)は人気が爆発している方の1人!
そんな桐谷さんですが、実は元将棋棋士!『ひふみん』の愛称で親しまれている加藤一二三先生との対談も話題です。
投資での優待生活にスポットが当たることが多いですが、その華麗なる将棋人生についてお届けします!
桐谷広人さんの将棋略歴
桐谷さんは1975年、25歳の時に四段に昇格しプロ棋士となりました。
その後、1982年に五段、1990年に六段、2005年に七段と昇段を重ね、2007年3月31日に通算成績327勝483敗という成績で引退し、棋士生活に幕を閉じました。
また、2000年には現役勤続25年の表彰を受けるほどに、長く活躍されました。
桐谷広人さんの師匠は伝説の棋士!?
将棋界には子弟制度がありますが、桐谷さんの師匠は升田幸三実力制第四代名人(九段)です。
升田幸三氏は数々の伝説や残したエピソードを残した棋士です。
数々の新手を開発し『魅せる将棋』を指し続け、升田氏の死後にはその功績を称えて『升田幸三賞』ができたほど。
そして、名人戦という将棋界最高峰のタイトル争いでにかかわるクラスでも順位戦A級というトップクラスから陥落することなく棋士人生を終え、その功績から実力制第四代名人の称号を授与されました。
桐谷広人さんと米長邦雄永世棋聖の確執!?
テレビではいつ優しそうな一面や、投資家としての優待生活へ一筋なひたむきな部分がピックアップされますが……じつはそんな穏やかそうな桐谷さんにも将棋界で有名な確執が!?
その相手は、日本将棋連盟会長を務め、また紫綬褒章や旭日小綬章を受章した将棋界の重鎮、故米長邦雄永世棋聖。
実は桐谷広人さんと米長邦雄永世棋聖の間にはただならぬ因縁が…。
升田幸三実力制第四代名人という師匠がいますが、桐谷さんにとって米長永世棋聖も尊敬の対象でした。著作の代筆をするほど傾向していたそうです。
しかし、「米長永世棋聖が自分の婚約者を寝取った」と桐谷さんが激怒し告発を続ける出来事が起こります。
この米長永世棋聖に関する裏の顔の告発は週刊誌で数週間にわたり掲載され、その確執が表立ちました。
いまや、投資家として有名になり公演もこなしている桐谷さん。
その成功の裏には棋士生活での経験で学んだことや影響を受けたことがつながっているのかもしれませんね!