株価が上がっているとき、「行ける」と感じて信用分を追加でどんどん増やす。
株価が下がっているとき、「いつかは上がる」と思って信用分をナンピンでどんどん増やす。
いつしか、信用枠分限界まで行ったところでまさかの大暴落で追証発動!
この大失敗取引….実はこれ、筆者の実話です。
損切りしようとしてもお金が足りなかったとき、「クレジットカード」と「カードローン」で助かりました。
絶望の追証金額
当時、大学4年生だった頃、元手の50万から着実に資産を増やしていた筆者。
最初は現物取引だけだったのが、いつの間にか信用口座も開設。
所有していた銘柄がグングン伸びていたので、毎日購入….ちょっと下がっても「あがる」と思い、ナンピンを続けていました。
しかし、成長はいつかはとまるもの…市場全体の急落を機に、その銘柄も大暴落。
下がったときの対処法を知らなかった筆者(始めたときは買っても負けない相場でした)は損切りもできず、そのまま持ち越し…最終的に株価は3分の1にまでいった覚えが。
下がり続ける途中、取引画面には3桁万円の見たことのない数字のマイナスが。
当然支払えるわけもなく、その数字に絶望と半ば笑いみたいのが出ていました。
追証期限まで支払えない…クレジットカードのキャッシングに救われる!
取引画面に表示される追証額の画面。
額も額ですし、親にも友達にも「お金貸して」なんて言えず、途方に暮れていたところ、財布を見るとクレジットカードが。
キャッシング枠を確認してみると、まずはなんとか追証を少しでも凌げるような限度額が。
すぐにATMにダッシュしお金を下ろして、証券口座に入金。
そして限度額いっぱいに引き出したこともあり、「また下がったら今度こそ終わる」と考え、いざという時のためにカードローンを申し込みました。当時、三菱東京UFJ銀行を利用していたこともあり、『バンクイック』でローンの申込みを。
キャッシングで限度額いっぱいまで借りていたため審査が心配でしたが、(おそらく最低額で)審査に通りました。
株価はそのまま下落…限界を感じた私は、さらに追証を支払い、全て精算。
クレジットカードのキャッシングとカードローンはあって損はない!
先に行っておきます。
借金は大嫌いです(ここまでの話で何を言っているんだ感満載ですが…)
しかもリボ払いは超怖い….。
とはいえ、自分の失敗が巻いた種。
自分でなんとかしたいという気持ちが強かったこともあり、クレジットカードのキャッシングとカードローンという手を使いました。
しかし、今にして思えば、クレジットカードがまず最初にあってよかったな、と。
というのも、キャッシング機能があっても使わなければ、もちろん支払いはありません。
(今回はトレードでしたが)世の中、何があるかわかりません。
何かあったときのために、いつでもお金を用意できる状態はあって損はないな、と感じています。
クレジットカードやカードローン、しっかりと審査がおりるであろう時期に用意はしておきたいですね。
最後に、今回のトレードの件からすると、そもそも大事なのは損切り!
こんな大変な自体になる前に、ルールに則ったトレードを……キャッシングやローンは最終手段です!