一生に一度のお買い物、不動産!!
ですが、不動産を購入するときは、仲介会社による購入サポートが欠かせません。
自分たちだけで、好きなように物件を選んで買ってというのが難しいのが、マイホーム購入。
『そこで重要になるのは、信頼できる仲介会社に出合えるかどうか』です。
新築であれ中古であれ、一戸建てであれマンションであれ…仲介会社選びは本当に重要なんです!!
同じ不動産売買の下で営業している仲介会社でも、専門としている物件や、取り扱い業務は会社によって異なります。
例えば購入に関する相談をするのであれば、賃貸物件を仲介するのが得意の不動産会社より、売買を得意としている不動産会社を選んだ方が良いと思いますし、特に中古の一戸建てであれば重要になります。
そこで、信頼できる仲介会社や担当者を選ぶポイントを紹介していきますので、ぜひ参考に!
仲介会社の売出し方を理解する
実際に不動産を購入するときに、どの仲介会社を選ぶべきなのか?
それにはまず、仲介会社が物件を売る流れを知っておく必要があります。
仲介会社は、その名の通り『売り主と買い主を仲介』します。
物件の売主が不動産会社に仲介業務を依頼する流れとして、売主から仲介の依頼を受けた仲介会社は、不動産情報を『REINS』と言う不動産会社間の物件情報ネットワークシステムに登録することが必要となります。
この登録情報を基にして、他の不動産会社も買主を探そうとして営業活動を進めて行きます。
売主から依頼を受けた仲介会社が、必ず買主を見つけてきてくれる訳ではないので、不動産売買では、一般的に2つの仲介業者が介在することが多いのです。
そこで売却を成功させる、売主側の担当窓口となって、誠実に適正な査定をしてくれる不動産仲介会社が求められます。
例えば、売却時に3社に不動産の査定を依頼したとして、5000万円で売却できる物件であれば、査定は、A社が5,000万円、B社は4,800万円を提示する。ところがC社は、売却の依頼を絶対に受注したいために、6,000万円で売却できると査定したとします。
売主は1円でも高く売却したいので、1番高い査定のC社を選択しますが、実際に売りに出しても買い手が付かないので、最終的には売却価格を下げて売却することになります。
仲介会社を選ぶことで、大事なことは、価格の根拠をきちんと説明できることで、売出しの方法を尋ねることと、レインズに登録するだけなのか、インターネットやチラシなどの広告媒体を使うのか、オープンハウスを企画して買主を探すのか。
地域の特性を理解して適正な価格設定ができる仲介会社なのか、査定価格に惑わされず、仲介会社を見極めることが大事です。
買主から見た仲介会社のポイントとは
それでは、買主にとってはどのような仲介会社を信頼できるのでしょうか。
中古物件を購入する場合いは、最近ではインターネットの検索サイトを利用して中古物件を探し、その物件情報を掲載している仲介会社に問い合わせることが多いです。
同一の物件情報を複数の業者が掲載している場合には、仲介会社を選択する選択肢があるので、大手の会社、物件の近隣に所在する会社、売主から直接依頼をされている会社があるので取りあえず、全ての業者に問い合わせてみることです。
時間は掛かるのですが、全ての業者に問い合わせることが良いと言われています。大手の会社だからといって必ずしも良い仲介業者ではありませんし、近隣に所在する業者は物件情報が限られていることもあるでしょうし、売主側の業者や担当者は売主の利益を最優先にすることも考えられるからです。
担当者は、良いか悪いかは人間なので会って、そして見てください。
人間なので感情もあるので、相性で判断することになります…しかし、ポイントは質問や疑問を問いかけてみてキチンとした回答をすることができるのか、曖昧な回答はないかは自分の目で見極めてください。
まとめ
仲介会社を選ぶには、最後まで買主の希望を聞いてくれる仲介会社を選んで下さい。
『〇〇の沿線で、この価格で駅から徒歩○分以内』という条件の物件を探すだけならインターネットの検索で終わります。
ところが「買主の希望はこの駅だが、路線は違うが目的地までは逆に近い路線がいいのではないか」など、買い主が気付かないニーズを掘り起こしてくれ、専門的な観点から適切な物件を紹介できるのが良い仲介会社の条件です。
同じ不動産会社でも、担当者によって仕事の取り組みや、接客が大きく違うことがあります。長く付き合っていく担当者なら、自分との相性が大事です。
良い担当者は、身だしなみがきちんとして、言葉遣いが丁寧であることは基本です。
担当者との信頼関係は、一方的ではなく、あなた自身が担当者から信頼されることも大事なことです。